【ライブ配信】エヌビディア ブロードキャスト?【Aiに聞いてみたら】

 

 

こんにちは忍(@aitojyounetu)です。

現在使っている配信環境を変えるべく、インストールしたのが

NVIDIA Broadcast(エヌビディア ブロードキャスト)です。

NVIDIA Broadcast App: AI-Powered Voice and Video | NVIDIA

現在使用しているGPU(グラフィックボード)は「GeForce RTX 3070 oc」になります。またグラフィックボード性能に大きく依存するブロードキャストは映像も綺麗でしたので、インストールする事に決めました。

その他、魅力的な機能を簡潔にまとめましたのでご覧下さい。記事の1番下に必要最低スペック(公式推奨)を掲載しています。現在使用されているGPUと比較しご覧ください。

 

今回の記事の内容

1.エヌビディアブロードキャストは課金あり?

いいえ、NVIDIA Broadcast は無料で使用できます。

ただし、利用するには GeForce RTX シリーズのGPU が必要です(RTX 2060以降)。GTXシリーズなどの旧世代GPUでは使用できません。

 

 

2.他ブロードキャストとの具体的な機能は?

NVIDIA Broadcast の主な機能と他のブロードキャストとの違い

1. AIによるノイズ除去

NVIDIA Broadcastは、AIを活用してリアルタイムで背景ノイズを除去できます。例えば、キーボードのタイピング音、エアコンの音、ペットの鳴き声などを効果的にカットし、クリアな音声を届けます。他の一般的なブロードキャストソフトでもノイズフィルターはありますが、AIによる適応型処理の精度はNVIDIA Broadcastが優れています。

2. AIによるエコー除去

室内での音の反響(リバーブ)を低減する機能も搭載されています。これは特に、マイクの品質が低い環境や広い部屋で話す際に効果的です。他のソフトでは、エコー除去の機能がない場合が多く、別途プラグインを導入する必要があります。

3. バーチャル背景と背景ぼかし

グリーンスクリーンなしで、AIが背景を自動的に削除、ぼかし、または別の画像に置き換えられます。一般的なビデオ会議ツール(ZoomやGoogle Meet)にも背景ぼかし機能はありますが、NVIDIA Broadcastはより自然な処理が可能で、動きに対する追従性も高いです。

4. AIカメラフレーミング(オートフレーム)

カメラが自動的にユーザーの顔を追尾し、フレーム内に収める機能です。カメラを固定していても、AIがユーザーの動きに合わせてパン(移動)やズームを調整するため、ダイナミックな映像演出が可能です。他の配信ソフトでは、手動でカメラ位置を調整する必要がありますが、NVIDIA Broadcastなら自動で行えます。

5. GPUアクセラレーションによる低負荷処理

一般的なブロードキャストソフトは、CPU負荷が高くなりがちですが、NVIDIA BroadcastはRTX GPUのTensorコアを活用し、CPU負荷を大幅に軽減します。これにより、ゲームやストリーミングのパフォーマンスを維持しながら、高品質な配信が可能です。

 

 

3.まとめ

NVIDIA Broadcastは、他の配信ソフトと比べてAI技術を活用した高度なノイズ除去、エコー除去、バーチャル背景処理、オートフレームなどの機能を提供し、さらにGPUによる高速処理でパフォーマンスを最適化できるのが大きな違いです。特に、クリアな音声やプロフェッショナルな映像品質を求める配信者やリモートワーカーにとって強力なツールとなります。

 

4.番外編

NVIDIA Broadcastを使ってニコニコ生放送でライブ配信は可能?

はい、可能です。 NVIDIA BroadcastはOBS StudioやXSplitといった配信ソフトと組み合わせて使用できるため、ニコニコ生放送でも活用できます。

配信の手順

1. NVIDIA Broadcastのインストールと設定

• NVIDIA Broadcastをダウンロード・インストール

• マイク、スピーカー、カメラの入力ソースをNVIDIA Broadcastに変更

• ノイズ除去や背景ぼかしなどの設定を有効化

2. OBS Studio(またはXSplit)をセットアップ

• 配信ソフト(OBS StudioやXSplit)を開く

• 映像ソースとして「NVIDIA Broadcast Camera」を選択

• 音声入力として「NVIDIA Broadcast Microphone」を選択

• 配信の設定(ビットレートや解像度)を調整

3. ニコニコ生放送で配信開始

• ニコニコ生放送の配信設定画面を開く

• OBSやXSplitの「配信開始」ボタンを押す

• NVIDIA BroadcastのAI機能で高品質な音声・映像のライブ配信が可能!

 

活用できるNVIDIA Broadcastの機能

✅ マイクのノイズ除去 → 騒音の多い環境でもクリアな音声を届ける

✅ エコー除去 → 室内の反響を抑えて聴きやすくする

✅ 背景ぼかしや仮想背景 → Webカメラでもプロフェッショナルな映像を演出

✅ オートフレーム → 顔を自動追尾し、画面中央に維持

注意点

• RTX 2060以上のNVIDIA GPUが必要(GTXシリーズでは使用不可)

• PCのスペックに依存(特にゲーム配信時はGPUの負荷に注意)

• OBSやXSplitの設定を適切に調整(特にビットレートや音声設定)

結論

NVIDIA Broadcastを活用すれば、ニコニコ生放送で高品質な音声・映像のライブ配信が可能です!特に、ゲーム配信やトーク配信を行う際に役立ちます。

 

 

重要確認事項

NVIDIA Broadcastを使用するためのPCの必要スペック

NVIDIA Broadcastを利用するには、RTXシリーズのGPUが必須です。以下に最低限必要なPCの仕様をまとめます。

✅ 必要最低スペック(公式推奨)

項目

必要スペック

OS

Windows 10(64bit)または Windows 11

GPU(グラボ)

NVIDIA GeForce RTX 2060 以上

GPUドライバー

NVIDIA Game Ready ドライバーまたは Studio ドライバー(最新版推奨)

CPU(プロセッサ)

Intel Core i5 以上 / AMD Ryzen 5 以上

メモリ(RAM)

8GB 以上(16GB 推奨)

ストレージ

SSD推奨(空き容量 100MB 以上)

インターネット

初回ダウンロード・インストール時に必要

✅ 推奨スペック(快適に使用するため)

項目

推奨スペック

GPU

NVIDIA GeForce RTX 3060 以上

CPU

Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上

メモリ

16GB 以上

ストレージ

NVMe SSD(高速な読み書きが可能)

⚠ 注意点

1. RTXシリーズ専用

• GTXシリーズ(GTX 1650、GTX 1080など)は非対応

• RTX 2060未満のGPUでは動作しない

2. CPUとメモリの負荷に注意

• AI処理を行うため、CPUとメモリの負荷が増える

• ゲーム配信しながら使用する場合は、RTX 3060以上と16GB以上のメモリが推奨

3. GPUドライバーは最新版に更新

• NVIDIA公式サイトから最新のGame Ready DriverまたはStudio Driverをインストール

✅ まとめ

NVIDIA Broadcastを使うには、RTX 2060以上のGPUが必須です。快適に動作させるには、RTX 3060以上、16GBメモリ、SSD搭載のPCを推奨します。

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にっぽんの酒と造る人そして飲食人を応援してます。飲食業20年。銀座バーテンダー→SSI公認唎酒師→全国梅酒品評会の評議委員→日本酒テイスターのプロ酒匠(さかしょう)として接客実績を積む→退職→現在は、飲食事業・日本酒についての情報発信・ブロガー初心者・美味しい食べ物を五感で愛でる毎日