【日本酒イベント】熟成古酒・秋の大試飲会2019 【まもなく開催】

今回の記事の内容

年代物の日本酒が勢揃い!今回は1026日に開催されます旨味に特化した日本酒イベントをご紹介します。

 

こんにちは忍です。

ウィスキーなどの蒸留酒に「年物」として良く見られるお酒があるのを知っていますか。

造ったお酒を樽などで寝かせる事で、熟成感のある味わいに仕上がります。

 

実は日本酒の世界でも「古酒」として販売されています。

中には古酒専門の酒蔵も存在しています。

 

最近では日本酒が豊富な居酒屋、こだわりのメニューを作成しているレストランにも見かける時があります。

今回はその「古酒だけのプレミアム日本酒イベント」の魅力をお伝えします。

 

 

熟成古酒・秋の大試飲会2019の内容と詳細

さっそく本題です。イベントの詳細は下記の通り。

 

【今回のイベント内容】

1,100種類もの『プレミア熟成古酒』が無料で試飲出来る

2,数量限定の希少な熟成古酒の有料試飲がある

3,熟成古酒専門の、酒販店による販売。(日本酒ボトルがその場で購入出来る)

4,第二部では、蔵元秘蔵の限定商品を「オークション型式」で販売される予定

 

開催日時の詳細


開催日時:20191026()

開催期間

1部 :午後0時〜3時までの3時間

2部 :午後3時〜5時までの2時間

3部 :午後6時〜8時までの2時間

 

ゆったりと飲む方が良い方は1部が良さそうですね。(私はどんなイベントでも1部にいます)

 

2部はオークション目当ての方が多そうです。

3部は、余ったお酒を全て飲めるという大判振る舞いだそうです。(凄すぎる)

12部ともにスタンディングでの試飲となります。

 

凄いのは3部です。

3部のみ「お弁当付き」かつ座って飲めるようになっています。

さらに、1,2部では有料試飲の熟成酒が3部の参加者に限り、チケット代金で飲めるという素晴らしい特典付きになっています。

ある意味ゆったりしたい方は3部の方がお得感はあるのかなと思います。

 

通し券もあります。下記の通りです。

★第1部、二部通し券 前売4,000円 当日6000

★第2部、三部通し券 前売4,000円 当日券なし

★1日通し券 前売6,000円 当日券なし

 

開演と開場が同時らしいので、1部参加予定の方は余裕ある来場を心がけてください。

日本酒愛好家の方々がたくさんいらっしゃいますからね。

 

譲り合いを持ってのぞみましょう!

開催場所:日本橋富沢町綿商会館 (東京都)

 

イープラスチケット販売1025日まで販売可能らしいです。

しかし、満席になるとチケット完売する恐れがありますのでご注意下さい。

出演される蔵元一覧※ソースはイープラスサイトより参考にしました※

 

 

◆参加蔵元 (順不同)随時追加とのことです※

兵庫県

本田商店

http://www.taturiki.com

 

 

新潟県

下越酒造

http://www.sake-kirin.com/

 

 

山形県

朝日川酒造

※下記のHPは山形酒造組合のHPです。※

https://yamagata-sake.or.jp/publics/index/22/

 

 

兵庫県

沢の鶴

http://www.sawanotsuru.co.jp/site/

 

 

和歌山県

名手酒造店

https://kuroushi.co.jp/

 

 

石川県

福光屋

https://www.fukumitsuya.co.jp/

 

 

京都府

木下酒造

https://www.sake-tamagawa.com/

 

 

宮城県

一ノ蔵酒類販売

https://ichinokura.co.jp/

 

 

茨城県

武勇

http://www.buyu.jp/

 

 

熟成酒は日本酒の歴史(とき)を味わうこと

 

熟成酒のは多くの日本酒がある中で、日本酒飲んでいる方でもあまり飲んだ事がない種類です。

理由の一つに、一般的な日本酒と違って生産量がとても少ない点が挙げられます。

 

さらに、取り扱いの酒販店が限られている場合が多いためです。

存在を知ってたとしても、どんな味わいなのか分からないんですよね。

 

私も、古酒を始めて飲んだときは、衝撃が走りました。

この世の中にこんな飲み物があったなんて、、と。

ちょっと有名なお酒を挙げるとするならば、「黒龍酒造」が造っている年一回の蔵出し限定品「石田屋」というお酒も、古酒とは書いていませんが、3年ほど寝かせて出荷されているいる熟成された日本酒です。

お気づきかと思いますが、古酒とは熟成された日本酒の事を指します。

 

今回、主催される「長期熟成酒委員会」は熟成酒の定義を下記のように定めています。

 

「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」

 

今回出品される古酒も、3年以上熟成され、瓶詰め出荷された日本酒が勢揃いします。

 

普通、一般の家庭などで3年ほど日本酒を、冷蔵庫などで置いていたとします。

あるていど飲み慣れた方でも「こんなに長いあいだ放置していた日本酒って飲めるのかな?」と不安に思うかもしれません。

しかし、安心してください。その日本酒、まだ飲める可能性があります。

何故なら、日本酒は時間がたつにつれて色合いが変わり、そして旨味が膨らんで、熟成ならではの味わいに変化するからです。

 

しかし、今回出品される予定の日本酒は、古酒用に造られたタイプがほとんどです。

また、酒蔵や酒販店の亭主が意図的に熟成させた日本酒も登場します。

このイベントの特別企画「一般流通していない限定酒のオークション」もあり、何が出てくるのかは当日のお楽しみとなっているようです。

 

この機会に「古酒」の世界を体験し、熟成された日本酒の歴史(とき)を味ってみるのも楽しいですよ。

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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にっぽんの酒と造る人そして飲食人を応援してます。飲食業20年。銀座バーテンダー→SSI公認唎酒師→全国梅酒品評会の評議委員→日本酒テイスターのプロ酒匠(さかしょう)として接客実績を積む→退職→現在は、飲食事業・日本酒についての情報発信・ブロガー初心者・美味しい食べ物を五感で愛でる毎日