こんにちは忍です。
今回の記事の内容
最近の若者に日本酒をどうやって飲んでもらうことができるのか?
そんな話題がツイッターに挙がっていました。
私が考える、もっとも有効な結論は
「日本酒を飲むキッカケ作りのための機会数を増やすこと」です。
そして、そこで提案の一つというか、加速して欲しいこと
それは芸能人を起用した日本酒のPRです。
下記の先日ツイートした内容です。
MIYAVI、京都・伏見最古の酒蔵とのコラボ日本酒発売https://t.co/ttA3KD98re …
影響力のある方が、どんどんコラボ企画していって欲しい。このように世に発信していくことも日本酒の販促・発展対策として有効ですね。
勝山のGACKT、M IYAVIの雅、発売したら並べて飲もうっと🍶
— 中畠忍🍶愛と情熱のSAKE (@aitojyounetu) November 6, 2019
この話には大きなポイントは2つあります。
1.アーティストならではの大きな影響力がある
2・ファンの多い芸能人ならではの販促方法が確立できる
上記の内容を深堀りします。
1.アーティストならではの大きな影響力がある
結論としては、「ファンの方に日本酒を飲んでもらい、日本酒をアピールしてもらう」ことです。
そして知名度、影響力がとても大きいですよね。また、ファンの方にはたまらない日本酒となるはずです。
例えば、ライブ会場などの販促商品としてアピールできますし、音楽情報番組などのエンタメ雑誌にも日本酒の掲載が可能ですね。やろうと思えばいくらでもアピールできる、それが彼らの特権ではあります。だからとはいえ、本業はあくまでもアーティストであり、ギタリストであります。
今後どのように販促されていくのか、個人的に動向に注目していきたいと思います。
新日本酒『Chateau GACKT』を立ち上げたGACKTさん
以前、仙台の酒蔵「勝山」と「GACKT」さんがコラボした【新日本酒『Chateau GACKT』(シャトーガクト)】が2003年話題となりました。
また、このようなコラボをする酒蔵には特徴があります。
・経済力がある
・蔵としての歴史がある
・しっかりとしたプロモーションができる酒造技術が整っている
上記内容の証拠に、勝山酒造は2019年、見事とある日本酒コンペティションにて世界一の称号を獲得しています。
この様な条件がそろっている背景もあるため、今後よりMIYAVI SAKEは輝いていくことでしょう。
2.ファンの多い芸能人ならではの販促方法が確立できる
知名度も大きくそしてファンの層も多い芸能人ならではの販促方法はいろいろあります。
例えば下記のような宣伝方法があります。
・ツイッターなどのSNS
・ファンクラブ
・雑誌
・TV
・ラジオ
・YOUTUBE
少し考えただけでもこのような宣伝ツールを最大限に活用できるって本当に凄いですね。
しかも影響力がありますし、拡散能力も高い。
素晴らしい。
そして、第一次仕込み分はもう完売したそうです。
おかげさまで、第一次販売は22時間で完売🔥
販売再開は11月3日(日)10時を予定!!MIYAVI SAKE オンラインストアhttps://t.co/xZxhHzW8UK#MIYAVI #MIYAVISAKE #月の桂 pic.twitter.com/eJPs5fsXs6
— MIYAVI STAFF【公式】 (@MIYAVI_STAFF) November 2, 2019
影響力ハンパないですね。
影響力のある芸能人は日本酒好きをアピールすべき
暴論かもしれませんが、有名人に限っては一人一プライベートブランドの日本酒を持っても良いと考えています。
なぜなら一般の酒販店が持っているPB(プライベート商品)効果よりも、有名人,一個人の影響力の方が大きいからです。
さらに言うなら、ご自分のふるさとの日本酒をもっと知って愛していただくことです。
地元の日本酒を愛飲してもらっているという口コミが広がれば地域活性化にもつながります。
ただこういうふうに言うと、「一過性のブームで終わってしまう」と思われるかもしれません。
しかし、数ある酒蔵の1つに限定する必要はありません。
同郷出身の日本酒を応援してくれるのであれば、その県自体の日本酒を応援してもらえればOKですよね。
全国にいる全ての芸能人にPB日本酒をする必要はなく、あくまで影響力のある人物にターゲットを絞って酒蔵も動くべきと考えます。
地域の蔵元は近隣の酒蔵との明確な差別化が必要か
今回の日本酒コラボの件で自分自身が学んだことは、2つありました。
・酒蔵(日本酒)の宣伝を増やす方法も見つけられたことで、日本酒の販路拡大のヒントが見つかった。
これらは全て最近のSNSの発信力の普及によってできた恩恵の一つです。
第一単に口コミだけでは伝わり方のスピード感が違います。
ビジネス系としてのTwitter,YouTubeがぐんぐん伸びてきたおかげで近年は特に盛り上がってきています。
そしてまだまだこの業態は伸びます。現在はまだ発展途上にあるといっても良いでしょう。その為にも分かりやすく、口コミとしてもSNS等に拡散しやすいような、明確な蔵のコンセプト作りが急がれていると思います。
今回のコラボ企画には上記のコンセプトがピタリと当てはまっており、あ、これは成功するな。と感じた次第です。
MIYAVI SAKEの魅力とは
MIYAVI SAKE を考察する
発売されている日本酒の味わいを考察してみました。
現在販売されている日本酒は以下の2種類となります。
・STANDARD JUNMAI DAIGINJO
・LIGHT JUNMAI
・STANDARDJUNMAI DAIGINJO
こちらは「純米大吟醸」という特定名称酒となります。
ピーチやライチなど果実の香りを含みながらそれでいてすっきりした上品な味わいのバランスは、まさに雅な純米大吟醸酒。世界を酔わせます。※オンラインストアより抜粋※
精米歩合は50%
アルコール度数は16度。名前の通りわりとスタンダードでした。笑
しかし、このスペックと上記の味わいから察するに、ビギナーの方から上級者の方まで楽しめる日本酒ですね。
ボディ感もややありそうですね。
増田徳兵衛商店さんの日本酒を飲んだ方ならお分かりいただけると思いますが、キレのある綺麗な余韻をイメージしやすいかと思います。
食前酒用の乾杯酒からサラダのような軽い前菜、淡白な食材や調味料を使った料理と相性良さげですね。
・LIGHT JUNMAI
軽めの純米酒、という意味です。非常にシンプルであり分かりやすい。
フレッシュでフルーティーな口当たりは白ワインのよう。
食前酒として軽やかに楽しめる低アルコール純米酒です。※オンラインストアより抜粋※
こちらの商品も、増田徳兵衛商店さんの日本酒の特性がモロに出ている仕上げになっています。
しかも低アルコール仕上げであり、この商品が一番売れ筋商品と推測します。
アルコールの苦手な女性の方にもウケる味わいですし、なにより若い方向けの酒質です。
この辺りは蔵元さん・MIYAVIさん考えるなぁと印象を受けました。
コメントには食前酒としてと書いてありますが、この様な日本酒はいつでも好きな時に気軽に飲める利点があります。
パーティ時や軽く飲むとき、友達と何気ない家のみなどにも向いている酒質となっています。
ぜひ、MIYAVIさんの曲を聴きながらフルートグラス片手に楽しむことをおすすめします♪
ビギナー向けの飲みやすい日本酒です
「STANDARD JUNMAI DAIGINJO」「LIGHT JUNMAI」の2種類に関しては、飲みやすい日本酒として気軽に飲むことが分かります。
そして上記の結果から、MIYAVIさんのファン層を考慮した味わいを考慮しているのかな、そんな印象を受けました。
なぜなら以前、最前列で彼のライブを見たことがあるからです。
あれはヤバイですね。 ファン層の女性の厚さが・・・熱がとても凄かったです。笑
そして「増田徳兵衛商店の味わいを最大限に活かされた」限定の日本酒です。
また日本酒の仕込みが始まるにつれて続々と新しいラインナップが追加されるようなので、これからが非常に楽しみですね。
世界を酔わせる、非常にスマートで大胆な企画、応援してます。
MIYAVI SAKE の概要
記事の内容はざっくりと以下のとおり
・MIYAVI、京都・伏見最古の酒蔵とのコラボ日本酒発売
・MIYAVIさんが京都の酒蔵「増田徳兵衛商店」とタッグし、世界進出を目指す
・増田徳兵衛商店とのコラボ日本酒「MIYAVISAKEシリーズ」を10月29日から発売開始
・1年かけて日本酒の構想を話しあってきた
・MIYAVIオンラインショップや一部酒販店(未来酒店TOKYO)にて現在、購入可能となっている。
・日本酒の種類は造りしだい順次出荷開始する
こうしてMIYAVIさんと「月の桂」(つきのかつら)蔵元「増田徳兵衛商店」のコラボ【MIYAVI SAKE】がスタートしています。
また’世界を酔わせる’というコンセプトのもとスタートした企画は、英語サイト(上記サイトリンク参照)も充実した取り組みとなっています。
昨日まで開催していたようですね。素晴らしい。
六本木ヒルズ で開催中の「ホリエモン x 東京国際映画祭 SAKE&GOURMET祭」にて、#MIYAVISAKE STANDARD&LIGHTの飲み比べセット試飲可能!
11月5日まで開催。https://t.co/SI6N9aArfD
.#MIYAVI #月の桂 pic.twitter.com/de49OMVO97— MIYAVI STAFF【公式】 (@MIYAVI_STAFF) November 2, 2019
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
中畠 忍