【接客業】シンプルな言葉を使って、上手に日本酒を販売する方法

 

 

 

「接客業の世界に入った。しかし何をすれば良いのか分からない。

商品をオススメしたり、どの様にして接客すれば良いのか分からない。

何か上手に接客できるキッカケが欲しい。」

ひらめき電球そんな疑問にお答えします。

本記事では下記の内容を解説していきます。

■記事の内容■・基本的な接客用語と行動パターン

・接客業において大事な基本的な行動とセットでやるべきこと

記事を書いている私は20年間、飲食業という接客を通して、お客様への接客技術を磨いてきました。

また、近年では酒匠(さかしょう)という日本酒のプロテイスターの立場から、日本酒に合った料理のセット販売にも力を注いできました。

 

本文は3分ほど読む用にまとめてあります。簡単に理解・即行動出来るツールもあります。

どうぞ最後までご覧下さい。

 

今回の記事の内容

■基本的な接客用語と行動パターン■

1「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」最高のタイミングとその方法

2 声は周りのスタッフより少し大きく「はい、かしこまりました」

3 何もせずにお客様の目を見て店内を見て回る

上記のパターンから自身の改革を行っていきましょう。

用語というかある接客態度ビックリマークはてなマークに近いのですが

要は接客術が向上するキッカケさえ掴めてしまえば良いわけですから、日頃の私自身にフォーカスしながら解説していきます。

1.「いらっしゃいませ」

「ありがとうございました」最高のタイミングと

その方法

どのショップへ行っても必ず「いらっしゃいませ」「ありがとうございました(ます)」

を聞きますよね。

この声掛けのタイミングが非常に大切です。まずはそのタイミングだけに焦点を当ててください。

イヒ店の顔になるのが重要です。でもそれはあなたではない、店長です。

ではどうすればよいのか。こちらをご覧下さい。

 

パターンA

店長の「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」の後に発声します。

店長はその店の顔です。表情や声のトーン、そして声色を聞きましょう。

ほぼ同じタイミング、同じトーンで発生します。ほぼこれで解決します。

一斉に発声する事で、全員がその店の顔になります。店長になりきったつもりでいましょう。

 

パターンB

発声を変える

もし、そのお店の店長が明るい店長だった場合、明るく発生すればOK。落ち着いた雰囲気の店長には落ち着いた発生を心がける。

顔を立てるというニュアンスが近いですが、この方法を知っておくと、上司のクセを読み取ることにも役立ちます。

 

パターンC

店長の後に発声するクセをつける。店長が近くにいない場合は店長になりきる。

店長「いらっしゃいませ!」→自身「いらっしゃいませ」

店長になりきって「いらっしゃいませ」(声のトーンも真似をするのもポイントです)

ニコ店長になりきる。一見難しいようで実は簡単です。上記のパターンAの声色、表情などのトーン

を真似て日頃から店長ゲームをしましょう。という私からの提案です。

小馬鹿にした態度ではダメですよ。徹底的に真似ます。それがその店で成功する第一歩と呼べるでしょう。

店長なんてどうでもいい、お金の為だけに働いている。これはまた別の話です。そういう方は一度ご自身の立ち位置を振り替えってください。

 

2、周りのスタッフの「はい、かしこまりました」をチェック

ビックリマーク周りのスタッフの声も同時にチェックしましょう。

私はどのスタッフがどんなトーンで、どういう表情の仕草をしているのか常にチェックしています。

そして私は特に周りスタッフの「はい、かしこまりました」(お客様からの注文への返答)をチェックしています。

そして彼らのトーンよりも少し大きなトーンで発声しています。

これを繰り返すと、自然とお客様にも大きな声で聞こえてくる様になり、声をかけられやすくなります。

 

3 何もせずにお客様の目を見続けながら店内を回遊する

ポイント

自分から見たあるスタッフが輝いている、そう思ったら

「なぜ?」「では、あなたならどうするか?」をメモに書き出してみるべきです

また、「そんな大きな声なんてでませんよ」という方は周りの人の声を聞きつつ、

自分の表情がどうなっているのか一度鏡の前で確かめてみてください。

そして接客しているご自分の魅力(長所は)どこか、自分にはどんな魅力があるのか、を考えなくてはなりません。

お客様を見続けるという所作、実はシンプルな売り上げ戦略の一つです。

具体的に言います。常に歩いてください。声をかけられるまでゆっくりと。

かつ、お客様の目を見続ける事。これが売り上げを立てる事の出来るコツです。

お客様が2人以上なら会話に聞き耳をたててください。

テーブル上で、目の前で、何が展開されてますか?

何もしないで歩いて待つ。待つことも仕事の一つです。

 

ただし

注意点としてアパレルでも飲食でも、ある一定のポジションにずっと立っている方がいらっしゃいます。

上手に発生できていないと思っている方、自分の発声がどの程度「通っている」のか分からない。

お客様との距離感もつかめない為にある一定のポジションに立っている事が多いです。

これは声をかける(注文を頂く)機会を損失しているので非常にもったいないのでやめましょう。

なるべく一定間の距離を保ちつつ、自身の聞き取れる範囲内までお客様に近づいてください。

 

自身の発声する音量確認が重要な理由

繰り返しですが、ご自身の声が届かない所ではお客様の声も自身に届いていないので注意です。

ひらめき電球店の隅々まで自分の声が届くか否か。どの位まで自分の声は響くのか。スタッフ同士で一度確認するのがおすすめです。

半個室・個室仕様の様な飲食店の方も気は抜けません。室内に呼び鈴やブザーがあるからといって

パントリーやレジ奥で待機するのはNGですので気をつけてください。

 

個室の前に立っているのも一つの戦略です

接客業において大事な基本的な行動と上手な接客方法

接客初心者・ベテラン問わず、もう一度振り返ってみるべき3点です

・「ありがとうございました」「お辞儀」

・「ありがとうございました」を1日100回以上言うと、目の前のお客様に真剣になれる

・結果を出す人は真剣に常に振り返っている

 

 

1、「ありがとうございました」「お辞儀」

手の空いている従業員の方、少しでも余裕があればぜひ行動することをオススメします。

「他に接客していないスタッフがやるし、わざわざ自分がやらなくても問題ないじゃん」

その心の声、お客様によっては、聞いてます。声に出してなくても聞こえてます。

なぜならその所作が接客態度に表れているから。

もし、声にも発していないのであれば、お客様の視覚からそっと姿を外す。

高等テクニックですが、一度練習してみてください。(従業員同士で練習するのが良いです)

 

2、「ありがとうございました」を1日100回以上、発声する

目の前のお客様に真剣になれる

重要なのは「あなたに来てくれると繁盛するからまた来てください」というニュアンスで伝えること。

そのまま言っても効果はありません。この商品を売りますのでお金を下さい、と直接いっているようなものです。

ワタミさんの理念「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という表現が一時期話題になりました。

私が一番意識したのは「ありがとうを送るゲーム」をしながら皆で豊か(目標売り上げを達成しよう)になろうといつも意識しています

タイトルの本質です

接客業では言葉のニュアンス、伝え方が一番ネックになります。

愛情をもって「どうもありがとうございました」一言

と真剣に発声してみましょう。

 

お辞儀に関しては、店の方針とあわせて実行します。フレンドリーに手をふるのか、

手を握りながら政治家の方の様にお辞儀姿勢にするのか。店長に確認しましょう

 

 

3、結果を出す人は常に真剣に振り返っている

「業務日報」は多くの会社で発行されていると思いますが、成長している人も会社も

真剣に振り返っています。

まず自分の実勢は今日・今週・今月どんなだったをかんがえなければいけません」

また業務日報・朝礼・終礼を真剣に聞く、でもOKです。

それさえもなければ自分をまず優先的に振り返り、そして次に店の状況状態を確認しましょう。

まとめ:基本的な接客はシンプルに、でも最後は真剣にお見送りしましょう

各項目のポイントです。

基本的な接客用語と行動パターンは3点。

①「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を店長から学ぶ

・②周りのスタッフの「はい、かしこまりました」をチェック

・③お客様をしっかりと見続ける。

接客初心者・ベテラン問わず、もう一度振り返ってみるべき3点があります。

②「ありがとうございました」「お辞儀」は真剣に実行するべきです。

③「ありがとうございました」お客様に対して真剣ツール③結果を出す人は真剣に常に振り返っている。

いかがでしたか?シンプルな戦略ですが、実は意外と効果的です。継続しながら実行していくと、

ご自分の接客能力がUPします。

 

 

普段の接客に欠かせないのは、やはり振り返り

振り返り、反省する時間を週に一時間くらいは作ってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

にっぽんの酒と造る人そして飲食人を応援してます。飲食業20年。銀座バーテンダー→SSI公認唎酒師→全国梅酒品評会の評議委員→日本酒テイスターのプロ酒匠(さかしょう)として接客実績を積む→退職→現在は、飲食事業・日本酒についての情報発信・ブロガー初心者・美味しい食べ物を五感で愛でる毎日